フレアの安全装備|できること・できないこと

軽自動車がレーダーとカメラで前方を検知しているイメージ

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軽自動車を選ぶ時、『安全装備はちゃんと付いてる?』と気になる方は多いですよね。特に家族を乗せるなら、ブレーキの自動制御やクルーズコントロールの有無は知っておきたいところです。

結論から言うと、現行のフレア系3車種はすべて衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」が付いています。ただし、ACC(追従クルーズ)や電動パーキングブレーキは車種とグレードで差があります。

この記事を読めば、どの車種・グレードで何ができて何ができないのかが、表でひと目で分かります。

目次

フレア系の安全装備はどれくらい充実している?

フレア系はすべてスズキからのOEM車で、安全装備もOEM元のスズキ車と同じ仕組みを使っています。衝突被害軽減ブレーキの名前は、マツダでも「デュアルセンサーブレーキサポートII」です。

車種OEM元衝突被害軽減ブレーキ採用時期
フレアワゴンRデュアルセンサーブレーキサポートII2026年1月の商品改良〜
フレアワゴンスペーシアデュアルセンサーブレーキサポートII2023年12月の全面改良〜
フレアクロスオーバーハスラーデュアルセンサーブレーキサポートII2026年6月の商品改良〜

フレアワゴンは2023年12月の全面改良で、マツダの軽として初めてミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたシステムを採用しました。

先に結論

現行モデルなら、どの車種でも衝突被害軽減ブレーキは標準です。差が出るのは、ACC・電動パーキングブレーキ・エアバッグの数など「上乗せの装備」です。

『中古で買っても同じ装備?』と思った方もいるかもしれません。実は改良前のモデルは、旧世代のブレーキサポートの場合があります。中古で選ぶなら年式の確認が欠かせません。

デュアルセンサーブレーキサポートIIでできること

デュアルセンサーブレーキサポートIIは、レーダーとカメラで前の車や歩行者を見張り、ぶつかりそうな時に警報と自動ブレーキで手助けする仕組みです。フレアは2026年1月の改良で、バイクや自転車も検知できるようになりました。

OEM元のワゴンRとスペーシアの公式装備では、次のような機能が全車標準です。

機能できること
衝突被害軽減ブレーキ前方の車・歩行者などとの衝突の回避や被害軽減を手助け
誤発進抑制前方に壁などがある時のペダル踏み間違いで急発進を抑える
車線逸脱抑制・警報車線をはみ出しそうな時に知らせ、戻す方向に手助け
ふらつき警報運転のふらつきを検知して休憩を促す
発進お知らせ前の車の発進や信号の切り替わりを知らせる
標識認識進入禁止などの標識をメーターに表示
ハイビームアシスト対向車などに合わせてハイ・ロービームを切り替え
パーキングセンサー前後の障害物を音で知らせる

マツダの装備名や細かい設定はグレードで違う場合があるので、購入前にマツダの装備表でも確かめておきましょう。

デュアルセンサーブレーキサポートIIでできることの図解
自動ブレーキに頼りすぎない

天候や道路の状況、相手の動き方によっては、作動しなかったり止まりきれなかったりします。あくまで運転の手助けなので、普段どおり前をよく見て運転してください。

ACC(クルーズコントロール)は付いている?

高速道路をよく走る方にとって、ACC(アダプティブクルーズコントロール)があるかどうかは大きいですよね。前の車との距離を保ちながら、アクセルとブレーキを自動で調整してくれる機能です。

ACCの有無は、車種とグレードでいちばん差が出るところです。

車種・グレードACC電動パーキングブレーキ
フレア Gなし(ワゴンR ZL準拠)なし
フレア HYBRID XSあり(ワゴンR HYBRID ZX準拠・要確認)なし
フレアワゴン XG・XSグレードで異なる(要確認)グレードで異なる(要確認)
フレアワゴン カスタムスタイルあり(全車速追従・停止保持)あり
フレアワゴン タフスタイルあり(全車速追従・停止保持)あり
フレアクロスオーバーあり(停止保持付き・2026年6月〜)全車標準

OEM元のスペーシアでは、HYBRID X(フレアワゴン XS 相当)に、ACC・電動パーキングブレーキ・車線維持支援をまとめたセーフティプラスパッケージがオプションで用意されています。フレアワゴン XS で同じ設定が選べるかは、販売店で確かめてみてください。

フレアには電動パーキングブレーキがないため、ACCは停止まで追従しても、止まった状態を保ち続ける機能(停止保持)は付きません。渋滞の多い道をよく走るなら、ここは差を感じやすいところです。

『どのグレードを選べばいいか分からない』という方は、フレアのグレードの違いで装備と価格の差を比べてみてください。

クルーズコントロールの使い方

ACC付きの車では、ステアリングの右側にあるスイッチで操作します。基本の流れはOEM元のスズキ車と同じです。

ACCの基本的な使い方
  1. ステアリングのメインスイッチを押して、ACCを待機状態にします
  2. 走りたい速度になったら、セットスイッチを押します
  3. 車間距離の切り替えスイッチで、前の車との距離を選びます
  4. ブレーキを踏むか、キャンセルスイッチで解除します

例えばこんな場面で役立ちます。

「高速で前の車に合わせて、ずっとアクセルを調整するのが疲れるんです」
「ACCなら速度と車間をおまかせできるので、足の疲れがかなり違いますよ」

慣れるまでは、交通量の少ない時間帯の高速道路で試してみてください。最初は車間距離を一番長い設定にしておくと、前の車に近づく感じが少なくて安心です。

ACCが働く速度の範囲や、スイッチの細かい位置は車種で違います。運転席にある取扱説明書の「運転支援」のページで確かめておきましょう。

ACCを使う時の注意
  • 一般道の交差点やカーブの多い道では使わない
  • 雨や雪、逆光でセンサーが前を認識しにくいことがある
  • 前の車が急に割り込んだ時は、自分でブレーキを踏む

エアバッグとセンサーの位置

エアバッグの数も、車種とグレードで違う場合があります。OEM元の公式装備から見ると、次のようになります。

車種・グレード前席エアバッグサイド・カーテンエアバッグ
フレア Gありなし(ワゴンR ZL準拠)
フレア HYBRID XSありあり(ワゴンR HYBRID ZX準拠・要確認)
フレアワゴン 全車ありあり(スペーシア準拠)

フレアのサイド・カーテンエアバッグの設定は、マツダの公式装備表で確かめきれていない項目です。家族を乗せる方は、見積もりの時に販売店で確認してみてください。

『センサーってどこにあるの?』という声もあります。前を見張るカメラはフロントガラスの上部、パーキングセンサーは前後のバンパーにあります。

センサーまわりの注意

フロントガラスのカメラの前にドライブレコーダーやステッカーを付けると、安全装備が正しく働かないことがあります。バンパーのセンサーに泥や雪が付いた時も、拭き取ってから走りましょう。

ドライブレコーダーの付け方は、フレアのナビ・ディスプレイの選び方で取り付けの注意点とあわせてまとめています。

セキュリティアラームはある?

車上荒らしや盗難が気になる方は、セキュリティアラームの有無も知りたいですよね。セキュリティアラームは、ドアのこじ開けなどを検知してホーンなどで知らせる装備です。

設定はグレードや年式で異なり、販売店アクセサリーで追加する場合もあります。マツダの公式装備表でははっきり確かめられなかったため、購入前に販売店で確認してみてください。

後付けする場合

社外のセキュリティ製品を付ける時は、スマートキーや電装品との相性を取付店に確かめてもらうのが安心です。

中古で選ぶ時の安全装備の見分け方

中古のフレア系は、年式によって安全装備の世代が違います。現行と同じ装備を期待して買うと、思っていたのと違うことも。

中古車で確かめたいポイント
  • フレアは2026年1月の商品改良より前か後か(デュアルセンサーブレーキサポートIIは改良後)
  • フレアワゴンは4代目(2023年12月〜)かどうか(ミリ波レーダー+単眼カメラは4代目〜)
  • フレアクロスオーバーは2026年6月の改良より前か後か(電動パーキングブレーキ全車標準は改良後)
  • 車検証の初度登録年月と、販売店の装備表示をあわせて見る

『安ければ古い年式でもいいかな』と思った方もいるかもしれません。ただ、毎日家族を乗せる車なら、ブレーキまわりの世代は価格差以上の意味があります。

中古車の年式の見分け方は、フレア・フレアワゴンの歴代モデル一覧で型式とあわせてまとめています。

安全装備で選ぶなら、どの車種・グレード?

最後に、安全装備の観点でおすすめの組み合わせをまとめておきます。

こんな人合いやすい車種・グレード新車価格(2WD)
街乗り中心で基本の安全装備があれば十分フレア G1,455,300円
高速も走る・ACCが欲しいフレア HYBRID XS1,733,600円
駐車の不安を減らしたいフレア HYBRID XS 全方位モニター用カメラパッケージ1,819,400円
渋滞でも停止保持付きACCを使いたいフレアワゴン カスタムスタイル XS2,006,400円
SUVで最新の安全装備をフレアクロスオーバー XS1,985,500円

価格は2026年10月時点のマツダ公式メーカー希望小売価格(消費税込)です。

車種・グレード別の安全装備の違いを示した図

装備が決まったら、次は購入価格ですね。値引きの目安はフレア・フレアワゴンの値引き相場と限界額で確認できます。チャイルドシートの付け方はフレアのシートアレンジとチャイルドシート、内装の差はフレア・フレアワゴンの内装解説も参考にしてみてください。

よくある質問

フレアに自動ブレーキは付いていますか?

現行フレアは全車にデュアルセンサーブレーキサポートIIが付いています。2026年1月の改良で、バイクや自転車も検知できるようになりました。

フレアワゴンにACCはありますか?

カスタムスタイルとタフスタイルは全車速追従・停止保持付きのACCが標準です。XG・XSはグレードで異なるため、マツダの装備表で確認してください。

フレアに電動パーキングブレーキはありますか?

現行フレアにはありません。フレアクロスオーバーは2026年6月の改良で全車標準になりました。

クルーズコントロールは一般道でも使えますか?

使える速度の範囲は車種で違いますが、交差点やカーブの多い一般道での使用は避けるのが基本です。取扱説明書の注意事項を確かめてください。

フレアにセキュリティアラームは付いていますか?

グレードや年式で異なり、販売店アクセサリーで追加する場合もあります。購入前に販売店で確認するのが確実です。

まとめ

この記事の要点
  • 現行のフレア・フレアワゴン・フレアクロスオーバーは、全車デュアルセンサーブレーキサポートII付き
  • ACCはフレア HYBRID XS(要確認)、フレアワゴン カスタムスタイル・タフスタイル、フレアクロスオーバーにある
  • 現行フレアに電動パーキングブレーキは無く、停止保持はできない
  • サイド・カーテンエアバッグはフレア HYBRID XS側の装備(要確認)、フレアワゴンは全車
  • 自動ブレーキやACCは手助けの装備。カメラ前にドラレコを付けない
フレア/フレアワゴン買いたいドットコム

フレア/フレアワゴン買いたいドットコム 編集部

フレア/フレアワゴンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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