マツダ フレアとは?フレア・フレアワゴン・クロスオーバー3車種の違い

マツダ フレア系3車種が並ぶイメージ

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『マツダにも軽自動車ってあるの?』『フレアとフレアワゴンって同じ車?』と思って調べている方も多いですよね。名前が似ているので、カタログを見ても違いがつかみにくいんです。

結論から言うと、マツダ フレアはスズキが作った軽自動車をマツダの名前で売っているシリーズです。フレアはワゴンR、フレアワゴンはスペーシア、フレアクロスオーバーはハスラーがもとになっています。

この記事では、3車種の違いを価格・サイズ・燃費の数字で並べて、どれが自分に合うかを判断できるようにします。

目次

マツダ フレアとはどんな車?

マツダ フレアは、マツダが販売する軽乗用車のシリーズ名です。いまの新車ラインアップでは、フレア・フレアワゴン・フレアクロスオーバーの3車種があります。

3車種とも、スズキからのOEM供給です。OEMとは、ほかのメーカーが作った車を自社ブランドで売る仕組みのことですね。

先に結論

フレア系は製造がスズキ、販売と保証の窓口がマツダ販売店。中身(エンジン・寸法・燃費)はもとのスズキ車と共通です。

『じゃあマツダが開発した車じゃないの?』と感じるかもしれません。その通りで、マツダが設計・生産している車ではないんです。

その代わり、マツダ販売店で買えて、点検や修理もマツダの店で受けられます。いつも付き合いのあるディーラーで軽を買いたい方には、ここが大きな利点になります。

フレア・フレアワゴン・クロスオーバーの3車種の違い

まずは3車種を一覧で見てみましょう。どれも全長3,395mm・全幅1,475mmの軽規格いっぱいのサイズですが、背の高さとドアの形が違います。

車種OEM元(スズキ)タイプドア全高新車価格帯(税込)
フレアワゴンR軽ハイトワゴン後席ヒンジドア1,650mm1,455,300円〜1,939,300円
フレアワゴン(カスタムスタイル含む)スペーシア/スペーシア カスタム軽スーパーハイトワゴン両側スライドドア1,785mm1,541,100円〜2,400,200円
フレアワゴン タフスタイルスペーシア ギア軽スーパーハイトワゴン両側スライドドア1,800mm2,159,300円〜2,363,900円
フレアクロスオーバーハスラー軽クロスオーバーSUV後席ヒンジドア1,680mm1,610,400円〜2,275,900円

価格は2026年10月時点のマツダ公式メーカー希望小売価格です。タフスタイルの全高はルーフレール込みの値です。

3車種とも乗車定員は4人。フレアワゴンにも5人乗りはありません。

フレア・フレアワゴン・フレアクロスオーバーとOEM元のスズキ車の対応図
3車種の選び分けの目安
  • 価格を抑えて普段の足にしたいならフレア
  • 子どもの送迎や荷物が多いならフレアワゴン
  • 見た目の楽しさや悪路の走りやすさならフレアクロスオーバー

「フレア」はワゴンRのマツダ版

単に「フレア」と言うと、ワゴンRのOEM車を指します。現行型は2017年3月に出た2代目で、2026年1月15日の商品改良を受けたものがいまの仕様です。

グレードはGとHYBRID XSの2つ。全車CVTで、ターボ車や5MTはありません。

項目フレア(現行)
型式5BA-MJ85S(G)/5AA-MJ95S(HYBRID XS)
エンジンR06D型 0.657L 直3 NA 49PS
WLTC燃費(2WD)G 24.2km/L/HYBRID XS 25.1km/L
室内長×幅×高2,455×1,355×1,265mm
最小回転半径G 4.4m/HYBRID XS 4.6m

燃費と寸法はOEM元のワゴンR公式値と共通です。乗り降りしやすい高さで、立体駐車場にも入りやすいのがフレアの良さですね。

グレードの選び方はフレアのグレードの違いで詳しく比べています。

「フレアワゴン」はスペーシアのマツダ版

フレアワゴンは、スペーシアのOEM車です。現行は2023年12月25日に全面改良された4代目で、両側スライドドアの背の高い軽になります。

見た目の違いで3つに分かれます。標準のフレアワゴン(XG・XS)、メッキが目立つカスタムスタイル(XS・XT)、アウトドア風のタフスタイル(XS・XT)です。

『カスタムスタイルってフレアの方じゃなかった?』と思った方もいるかもしれません。実はワゴンR スティングレー相当の「フレア カスタムスタイル」は生産終了していて、いまのカスタムスタイルはフレアワゴンの仕様なんです。

フレアワゴンのポイント

全車マイルドハイブリッドで、グレード名に「HYBRID」は付きません。XTはターボ(64PS)、それ以外はNA(49PS)です。

4代目では、後席の足もとを支えるマルチユースフラップや、折り畳み式のシートバックテーブルが加わりました。マツダの軽で初めて、ミリ波レーダーと単眼カメラを使う衝突被害軽減ブレーキが付いたのもこの代からです。

グレードごとの差はフレアワゴンのグレードの違い、カスタムスタイルの詳細はカスタムスタイルとはで解説しています。

「フレアクロスオーバー」はハスラーのマツダ版

フレアクロスオーバーは、ハスラーのOEM車です。現行は2020年2月に出た2代目で、2026年6月25日の商品改良を受けました。

グレードはXG・XS・ZS・XT・ZTの5つ。XG以外は全方位モニターとスマートフォン連携ナビが標準になっています。

項目フレアクロスオーバー(現行)
全高1,680mm
エンジンNA 49PS/ターボ 64PS(全車マイルドハイブリッド)
WLTC燃費(2WD)NA 24.3km/L/ターボ 22.0km/L
タイヤ全車165/60R15
2026年6月の主な改良電動パーキングブレーキ全車標準・ブラインドスポットモニターなど

ナビ標準のぶん、ハスラーの同等グレードより約22万円高く見えます。ただ差の大半はナビの分なので、装備をそろえて比べるのが公平ですね。

詳しくはフレアクロスオーバーとはにまとめています。

スズキ車と比べて、フレアを選ぶ意味はある?

『中身が同じなら、スズキで買えばいいのでは?』という疑問は自然です。ここが大事なところなので、数字で見ておきましょう。

比べる組み合わせマツダ価格スズキ価格差
フレア G と ワゴンR ZL1,455,300円1,430,000円25,300円
フレア HYBRID XS と ワゴンR HYBRID ZX1,733,600円1,709,400円24,200円
フレアワゴン XG と スペーシア HYBRID G1,541,100円1,530,100円11,000円

同等グレードなら、フレア系の方が1万1,000円〜2万5,300円ほど高い設定です。

フレア系3車種の新車価格帯を並べた図
フレア系を選ぶ利点
  • いつものマツダ販売店で買える
  • 点検・車検もマツダの店にまとめられる
  • スズキ店と見積もりを比べやすい
気をつけたい点
  • 車両価格は同等グレードで少し高め
  • ボディカラーの選択肢がスズキと違うことがある
  • 一部の車種は装備の組み合わせが異なる

例えばこんな場面です。

「マツダの普通車から軽に乗り換えたいんですが、スズキに行くべき?」
「付き合いのある店で買えて、下取りもまとめて相談できるのはフレアの強みですよ。」

ワゴンRとの細かい違いはフレアとワゴンRの違いで比べています。

どの車種を選ぶ?暮らし方別の目安

ここまでの違いを、よくある暮らし方に当てはめてみます。『結局うちにはどれ?』という方は、ここだけ見ても大丈夫です。

こんな使い方合いやすい車種理由
一人や夫婦で通勤・買い物フレア価格が安く、全高1,650mmで立体駐車場にも入りやすい
小さな子どもの送迎が多いフレアワゴン両側スライドドアで、狭い駐車場でも乗せ降ろししやすい
キャンプや雪道によく出かけるフレアクロスオーバー/タフスタイル見た目がアウトドア向きで、4WDも選べる
見た目の上質さを重視したいフレアワゴン カスタムスタイルメッキの顔つきで、XTはターボも選べる

子育て中の方は、スライドドアかどうかで毎日の手間がかなり変わりますよね。逆に、子どもが大きくなった家庭なら、フレアの軽さと価格の安さが生きてきます。

迷ったら、普段いちばん多い使い方を1つ決めて、それに合う車種から見てみてください。フレアとフレアワゴンの違いはヒンジドアとスライドドアどっちを選ぶかで詳しく比べています。

名前の意味・歴代と維持費の基本

英語のflareには「ぱっと燃え上がる光」といった意味があります。ただ、マツダが車名の由来をどう説明しているかは、この記事では確かめきれていません。

歴代は、中古車カタログの表記で次のようになっています。年式や型式の細部は車検証で確かめるのが確実です。

  • フレア:初代 2012年10月(ワゴンR 5代目のOEM)、2代目 2017年3月(ワゴンR 6代目のOEM)
  • フレアワゴン:初代 2012年6月(パレットのOEM)、2代目 2013年4月、3代目 2018年2月、4代目 2023年12月
  • フレアクロスオーバー:初代 2014年1月、2代目 2020年2月

フレアが出る前、ワゴンRのOEMは「AZ-ワゴン」という名前で売られていました。中古で探すと古い年式に出てくるので、覚えておくと便利です。

型式ごとの見分け方はフレアの歴代モデル一覧をどうぞ。

『フレア バン』で探している方もいますが、このサイトで扱うフレア系は乗用の3車種です。商用の軽バンが欲しい場合は、マツダ販売店で扱っている車種を聞いてみてください。

維持費はどの車種も軽自動車の水準

3車種とも軽自動車なので、税金は軽の基準です。軽自動車税(種別割)は年10,800円で、普通車の自動車税よりかなり安く済みます。

項目金額(自家用乗用)
軽自動車税(種別割)年10,800円
重量税(継続車検2年)6,600円
燃料無鉛レギュラー(タンク27L)

2015年3月以前に届け出た車は7,200円、13年を超えた車は12,900円になります。中古で年式の古いフレアを買う時は、この点も見ておきましょう。

保険や車検まで含めた年間の目安は、フレアの維持費は年間いくら?で計算しています。

新車で買うなら、マツダ店とスズキ店の両方で見積もりを取ると、OEM車ならではの比べ方ができます。

フレア/フレアワゴン買いたいドットコム

フレア/フレアワゴンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、フレア/フレアワゴンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの目安と交渉の順番は、トップ記事のフレア・フレアワゴンの値引き相場で解説しています。

よくある質問

マツダ フレアは何の車のOEMですか?

フレアはスズキ ワゴンR、フレアワゴンはスペーシア、フレアクロスオーバーはハスラーのOEMです。製造はスズキで、販売と保証窓口はマツダ販売店です。

フレアとフレアワゴンの違いは?

フレアは全高1,650mmで後席がヒンジドア、フレアワゴンは全高1,785mmで両側スライドドアです。価格はフレアの方が安めの設定です。

フレアワゴンは何人乗りですか?

全車4人乗りです。フレアとフレアクロスオーバーも4人乗りになります。

フレアはマツダが作っているのですか?

いいえ、製造はスズキです。マツダはOEM供給を受けて、自社の販売店で売っています。

マツダの軽自動車はフレアだけですか?

軽乗用ではフレア・フレアワゴン・フレアクロスオーバーの3車種が中心です。ほかにアルトのOEMのキャロルもあります。

まとめ

この記事の要点
  • マツダ フレアはスズキからOEM供給を受ける軽自動車シリーズ
  • フレア=ワゴンR、フレアワゴン=スペーシア、フレアクロスオーバー=ハスラー
  • 3車種とも4人乗りで、違いは全高・ドアの形・価格帯
  • スズキの同等グレードより1万1,000円〜2万5,300円ほど高い
  • マツダ店で買えて整備もまとめられるのがフレア系の利点
フレア/フレアワゴン買いたいドットコム

フレア/フレアワゴン買いたいドットコム 編集部

フレア/フレアワゴンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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